Category Archives: 膣内の乾燥

セックスしたいけど挿入すると痛い…”5つの原因と改善方法を解説

Written on December 9, 2022 at 6:13 PM, by

『久しぶりに彼氏ができた!でもセックスの時に挿入すると痛くてできなかった…』 『数年ぶりの妊活。したい気持ちはあるのに挿入するとヒリヒリ、ズキズキ…なんで…』 『出産後しばらくして主人とセックス。楽しむつもりが痛くて集中できなかった。』   このように、久しぶりのセックスで痛みを感じたことはありませんか? セックスの時に感じる痛みは”性交痛”と呼ばれ、女性の約6割が経験したことがあるといわれています。 そんな身近な問題であるにもかかわらず、とてもデリケートな問題のため、家族や友人に相談しづらいものです。 そこで今回は、挿入した時に痛みを感じる6つの原因とその改善方法をわかりやすく簡潔に解説します。   目次 ”挿入すると痛い”と感じつ6つの原因 挿入時の痛みを和らげる3つの方法 それでも痛みが改善されない時の根本的な治療方法   『挿入する時に痛い』5つの原因 女性ホルモン減少による”うるおい不足 ”久しぶりにセックスをしたけど、痛くてできなかった…” このような経験がある人の痛みの原因として比較的多いのがこの”膣内のうるおい不足”です。   なぜなら、ピストン運動を円滑にするためのうるおい。そのうるおいを保つ働きのある女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量は、40歳代から徐々に減少し始めるからです。   エストロゲンは妊娠の準備をするホルモンで、女性らしい丸みのある身体をつくったり、肌や粘膜・血管を健やかに保つなど、女性にとってとても重要な働きをしてくれます。   エストロゲンが減少すると、膣が乾燥する・濡れにくくなる・傷つきやすくなるなどの症状が出るため、ペニスを挿入された時に痛みを感じることが多いのです。   挿入した際に、膣がヒリヒリしたり出血を伴ったりする場合は、このうるおい不足が原因かもしれません。   細菌感染に伴う炎症によるもの 日本で最も多い性感染症である”クラミジア感染症”。 セックスの時に膣の奥の方や下腹部に痛みを感じる場合はこのクラミジア感染症が原因かもしれません。 なぜなら、クラミジア感染症を放置しておくと、子宮頸管炎や骨盤腹膜炎、卵管炎などの炎症を伴う病気を発症してしまうからです。 特に骨盤腹膜炎になると性交痛だけではなく、下腹部の激しい痛みや発熱がみられ、腹部にうみが溜まっている場合には手術が必要になります。 痛みの症状の他にも、普段よりおりものが多かったり、異臭がしたりする場合やセックスの際に出血を伴う場合はクラミジア感染症が疑われます。 気になる方は、早めに専門の医療機関を受診するようにしましょう。   子宮の病気によるもの 性交痛を伴う子宮の病気として、子宮内膜症があります。 子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている粘膜(子宮内膜)が何らかの理由により子宮の外側の組織に発生してしまう病気です。 本来、はがれた子宮内膜は血液とともに膣から排出される(月経)のですが、子宮内膜症の場合には出口がないため排出されず、臓器に溜まってしまいます。 これが腹痛や腰痛、排便痛や性交痛として現れ、ひどい場合には日常生活にも影響をおよぼします。   緊張や過去のトラウマなど、心因性のもの 半年以上にわたって、挿入すると痛みを感じる場合は、”こころの問題”かもしれません。 過去に『思春期の時にタンポンを入れて痛かった記憶がある。』や『セックスに対して嫌な思い出がある』とか、『挿入した時に痛くてたまらなかった経験がある』という方は無意識のうちにセックスに対する恐怖感や嫌悪感を抱いている可能性があります。 自分では意図していないにもかかわらず挿入時に膣周辺の筋肉が緊張したり、性的興奮を得られずうるおいが不足したりすることで痛みを感じます。 日本人の有病率は不明ですが、北米では約15%もの女性が心因性による性交時疼痛があるという報告があるため決してめずらしいものではありません。   セックスの仕方によるもの 身体面や精神面以外の原因として考えられるのがこの”セックスの仕方”によるものです。 一般的に、痛みがなく気持ちの良いセックスには膣のうるおいが必要不可欠です。 女性の性的興奮が高まると、膣周辺の毛細血管が拡張して潤滑油があふれだし、膣内にうるおいを与えてくれるため、スムースに挿入が可能になります。 しかし、前戯が不十分だとうるおいが得られず、摩擦が生じて痛みを感じてしまうようになります。   リューブゼリーを使ってみる 性交痛対策として病院や産院でも販売されている無色透明・無臭の潤滑ゼリーです。…

『奥にあたると痛い!』セックスのつらい悩みを解決します

Written on December 9, 2022 at 5:33 PM, by

『セックスの時に奥の方にあたると痛くてたまらなかった…以前はこんなことなかったのに…』 『セックスの時に奥が痛むから病院に行ったけど異常はなかった…なぜ痛むのだろう…この痛みはずっと続くのかな…』 『年齢のせいだろうか…挿入されると奥の方が痛い…病気だったらどうしよう…』   パートナーと愛を深めるためのセックス。   しかし、行為中に痛みがあると身体的にも精神的にもつらくなり、セックスへの気持ちが遠のくばかり。 また、膣の奥の方が痛むと、”なにか病気があるんじゃないか”と不安にもなるもの。 今回は、性交痛の中でも、”奥の方が痛い”に焦点をあて、その原因や治療法、対処法をくわしく解説していきます。 このページで分かること 目次 セックスの際に奥が痛む原因は①婦人系の病気、②セックスの仕方や相性、③うるおい不足にあった それぞれの治療法や対処法 うるおいを取り戻すためにはレーザー治療がおすすめ ”セックス中に感じる奥の方の痛みから解放されたい‼︎”とお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。 セックスの際に奥が痛む原因6選 子宮内膜症 セックスの際に奥の方が痛む原因として多いのが子宮内膜症です。   なぜなら、子宮内膜症は卵巣やダグラス窩(子宮と直腸の間)、仙骨子宮靱帯(子宮をうしろから支える靱帯)など、膣の奥の方にできやすいからです。   子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている粘膜(子宮内膜)が何らかの理由により子宮の外側の組織に発生してしまう病気です。   本来、はがれた子宮内膜は血液とともに膣から排出される(月経)のですが、子宮内膜症の場合には出口がないため排出されず、臓器に溜まってしまいます。   これが腹痛や腰痛、排便痛や性交痛として現れ、ひどい場合には日常生活にも影響をおよぼします。   ■治療法は?   症状や重症度、年齢などによって治療法は異なりますが、大きく分けて薬による治療と手術による治療があります。   また、痛みがある場合には鎮痛剤を使用しますが、効果がない場合には低用量ピルを使用することもあります。   病巣部がはっきりしている場合には、病巣部だけを切除する方法も有効です。   クラミジア感染症 クラミジアは多くの場合、症状がないため感染していることに気づきにくい病気です。   しかし、日本で最も多い性感染症であり、けっしてめずらしい病気ではありません。   セックスの時に膣の奥の方や下腹部に痛みを感じる場合はこのクラミジア感染症が原因かもしれません。   なぜなら、クラミジア感染症を放置しておくと、子宮頸管炎や骨盤腹膜炎、卵管炎などの炎症を伴う病気を発症してしまうからです。   特に骨盤腹膜炎になるとセックスの際に奥の方が痛むだけではなく、下腹部の激しい痛みや発熱がみられ、腹部にうみが溜まっている場合には手術が必要になります。   不妊や早産、流産や子宮外妊娠など赤ちゃんを授かる上でも問題になることがあるため、気になる方は早めに専門の医療機関を受診するようにしましょう。   ■治療法は?   クラミジアに有効な抗菌薬を1週間程度服用することでほとんどの場合、快方に向かいます。   ただし、治ったとしても保菌者と性交をすることで繰り返し感染する可能性があるため、パートナーと一緒に治療をうけましょう。   子宮筋腫…

50~60代でも大丈夫!「痛くて入らない」「久しぶりで不安」の対処法

Written on November 4, 2022 at 3:14 PM, by

老若男女問わず、切実でありながら他人に相談しにくい悩みの一つである「性行為(セックス)」。 特に女性は痛みや苦痛を感じてもパートナーに言いにくく、一人で悩むことも多いです。 しかし、セックスは本来痛さを我慢してするものではなく、男女ともに痛みなく愛情を持って幸せな気持ちでするものです。 そこで本記事では、治療法・対処法を中心に性交痛について詳しく解説していきます。 性交痛とは? 性交痛とは、「痛くて入らない」「入っても痛い」など性行為(セックス)をする際に感じる痛みのことです。 10代~60代と幅広い年代の多くの方が性交痛で悩んでいます。 挿入する時に膣の入り口が痛い場合や膣の奥が痛い場合、痛みの具合も軽いものから激痛まで痛くなる場所や痛みの具合は人によって様々です。 性交痛の原因 ここでは、性交痛の原因について解説します。 痛みを感じる主な部分には、外陰部や陰唇などの膣の入り口付近と膣の奥の2か所があり、それぞれ「入口部性交痛」、「深部性交痛」と呼ばれており、それぞれ痛みの原因があります。 入り口付近の痛み(入口部性交痛) 挿入する時に膣の入り口のあたりが痛む・膣の中がヒリヒリと痛いというタイプの性交痛の原因としては、以下に示すようなものが考えられます。 挿入時だけでなく、男性が挿入してからピストン運動をしている時に膣内に痛みを感じるというケースもあります。 膣の奥の痛み(深部性交痛) 膣は濡れていて挿入は問題ないけれど奥が痛い場合には、次のような原因が考えられます。 その他の原因 他にも、性交痛を起こす原因には下記のように様々なものがあります。 複数の要因が絡み合うこともあります。 膣の委縮・硬化による性交痛 性交痛の原因の一つである膣の委縮・硬化。 これは、加齢による女性ホルモン減少や長い期間膣を動かしていないことで起きます。 ここでは、それぞれの場合についてもう少し詳しく解説します。 更年期と性交痛の関係 40代後半から50代半ばくらいにかけて女性が更年期を迎えると、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少します。エストロゲンの減少は性交痛に繋がることが多く、更年期の時期は性交痛が辛くてセックスレスになる女性が多いと言われます。 卵巣から分泌される女性ホルモン「エストロゲン」には、膣に弾力や潤いを与えてくれる働きがあります。 ところが、加齢によりエストロゲンの分泌量が減ってしまうと、膣粘膜からの分泌物や膣のコラーゲンも減少してしまいます。それにより、膣粘膜は薄くなり膣が乾燥し萎縮して硬く縮んでしまう『膣萎縮』の状態になります。 そのような状態でセックスをすると痛みや出血が生じてしまいます。 悲しいお話ですが、この更年期の膣委縮は女性なら歳をとると誰もが避けられないことです。 久しぶりのセックスによる性交痛 膣が委縮し硬くなってしまい性交痛を感じることは、更年期の方だけでなく若い方でもありえることです。 長期間セックスをせず膣を動かしていないと、膣の筋肉が萎縮して硬くなってしまう場合があります。そのため、久しぶりのセックスの際に硬くなっている膣の中をむりやり広げられると、痛みを感じてしまうことが多いです。 このように、セックスの経験はあるけれど最後にセックスをしてから長い期間が経っている女性のことを、日本ではセカンドバージン(セカンド処女)と呼ぶこともあります。 また、久しぶりのセックスだと緊張して潤いが不足し、さらに痛みやすくなる、といったパターンもあります。 とはいえ、膣は伸縮性の高い器官なので、使っていれば自然とまた柔軟な状態に戻ります。 また、セックスを控える臨月から産後しばらくを過ぎてからの時は、間があいていることに加えて膣や子宮の回復ができていないことから痛みを感じる場合があります。 性交痛の治療法・対処法 ここからは、性交痛の治療法・対処法について紹介します。 性交痛の症状や痛みを感じる場所は人それぞれです。 性交痛は痛みの場所や原因によって治療法が違いますので、どの場所がどの程度痛いのか把握しておくことが大切です。 性交痛を治すには、クリニックにて根本的に治療する方法と、自宅で痛みを和らげることができる方法とがあります。 クリニックでの根本的治療 自宅でできる対処法 よくある質問 最後に、性交痛や久しぶりのセックスに関する気になる疑問点についてお答えします。 まとめ いかがでしたでしょうか。 本記事では、治療法・対処法を中心に性交痛について詳しく解説しました。 性交痛はとてもデリケートなお悩みであり、特に女性は痛みを感じていてもなかなかパートナーに言えず、1人で抱えてしまう方が多いです。 しかし、我慢を続けてしまうと性交渉が億劫になったり恐怖心を抱いたりする可能性がある上、そもそもセックスは怖さや痛さを我慢してするものではなく、女性も男性も幸せな気持ちでするものです。 「痛くて入らない」「久しぶりにセックスをしたいが不安だ」など痛みを感じるときや不安・悩みがある時は、決して我慢せず早めに医師に相談しましょう。 いつまでもパートナーと愛のあるコミュニケーションを育み続けることができるといいですね。

久しぶりの性行為が痛い!大人が悩む性交痛の原因と解決策を教えます

Written on November 4, 2022 at 1:25 PM, by

「久しぶりにしたら痛くてできなかった」とクリニックに相談する人が多いのはご存知ですか?昔はできたのに、痛くて性行為ができなくなってしまったのはなぜでしょう。 カップルや夫婦間であってもオープンにしにくい問題ですが、性交痛は 40代~50代女性の約半数に認められるとてもポピュラーな問題です。 本記事では、40代以上の性交痛の原因と解決策について詳しく解説します。 ぜひ多くの方に「誰にでも起こるし、解決策はある」ということが広く知られ、加齢とともに変化していくご自身の身体について考えるきっかけになれば幸いです。 性交痛の主な症状 性行為の最中や終わった後に、裂けるような痛みやヒリヒリ感、出血してしまうなどが性交痛の代表的な症状です。痛みや出血のある箇所、痛みが起こるタイミングなどで原因は異なってきます。 性交痛が起きてしまう原因 40代以上の性交痛の原因として一番に考えられるのは、「女性ホルモンの低下」です。 膣は女性ホルモンのお陰で潤いと弾力を保っています。しかし30代後半から女性ホルモンが徐々に減り始め、40代、50代と歳を重ねるうちに女性ホルモンの量はどんどん少ない状態になっていきます。 女性ホルモンの量が少なくなると膣のコラーゲンが減少し弾力を失い薄く硬くなり、膣が潤い不足の状態になってくるのです。 これを「膣萎縮」といい、40代以上の性交痛の主な原因となります。 更に、閉経後は膣の血流が低下し、膣の乾燥が起こりやすくなることで、性交時に痛みを感じることが多くなってきます。 「女性ホルモンの低下」以外で考えられる原因は? 「奥のほうが痛い」「何日も痛みが続く」「強い痛みがある」場合は以下のような別の原因が考えられ、早めの受診をおすすめします。 また特定の原因だけではなく複数の要因が重なっているケースもありますので、我慢せず専門医を頼りましょう。 精神的要因 性行為の際に感じた痛みからくるネガティブな感情が性交痛の原因となる場合があります。 ネガティブな感情がなくてもストレスを抱えていたり単純に疲れていたりしても痛みがでることがあります。 先天的要因 生まれつき膣が狭い場合や処女膜が厚い場合も性交痛の原因となります。女性側だけではなくパートナーのサイズが大きすぎる場合も考えられます。 疾病要因 出産や手術などのキズ、動脈硬化、過敏性腸症候群、皮膚疾患などで性交痛を引き起こしていることがあります。 膣の奥の方や下腹部に痛みを感じる時はクラミジア感染症、子宮内膜症、卵巣腫瘍、子宮筋腫などの病気が潜んでいる場合もあります。 性交痛解消のためにすべきことは? まずはパートナーとの対話が重要となります。身体の問題だけでなく、そこから派生して二人の関係に溝ができてしまい、その溝がどんどん深くなってしまうというつらいケースを避けるためにも、セックスが二人の関係における重要な部分であることを話しあい、恥ずかしい思いやひとりで悩み抱え込んでいた孤独感を軽減しましょう。 パートナーとの対話で充分に痛みが軽減しない場合は、「たかがこれくらい」と思わず、受診をおすすめします。受診する先は皮膚科なのか、泌尿器科なのか、婦人科なのか、どこに行けばいいのかわからないといった方もいるかと思いますが、まずは婦人科を受診しましょう。 性交痛が続いているにも関わらず、婦人科を受診せずに我慢して性行為を続けていると潤い不足の膣壁に傷がつき、その傷口から感染したり、痛みからくるストレスから痛みが増したりなどの悪循環に陥ることがあります。 また女性器の悩みのため人に相談しづらく、その気持ちが抑うつ症状に至る恐れもあります。 性交痛は誰にでも起こるポピュラーな問題ですので、医療で解決できます。恥ずかしがらずまずは婦人科の予約をとりましょう。 自分でできる!性交痛の解消方法 デリケートゾーンのケア まずご自身でできる簡単なケアとして、デリケートゾーンのマッサージになります。 清潔な手指でオイルマッサージすることで、膣内の血行がよくなり乾燥を防ぐことができます。 40代以上はデリケートゾーンが変化しています。 健康のためにも“恥ずかしい”だとか“怖い”と思わず自分で見たり触ったりして、ご自身の身体がいまどうなっているのか確認することが大切です。 潤滑ゼリー 膣内の潤いを補うアイテムに潤滑ゼリーと呼ばれるアイテムがあり、ドラッグストアの生理用品やコンドームが置いてある付近にあり手軽に購入できます。 似たような商品でローションと呼ばれるアイテムは膣内の水分を吸収しますので、性交痛改善には潤滑ゼリーを使用しましょう。 なお、多くの産婦人科医から推奨されている潤滑ゼリーで「リューブゼリー」という商品は、安全性も高く自然な滑らかさがでるように設計されているためおすすめのアイテムです。 デリケートゾーン専用ソープ 膣やデリケートゾーンを清潔にしようとして、洗いすぎになっている場合があります。 膣内の自浄効果に作用する常在菌が流されることで膣の乾燥につながりますので、洗いすぎやビデの使い過ぎは注意しましょう。 性交痛の症状があるときは、腟内の環境を崩さず清潔に保つことが重要ですので、マイルドな使用感のデリケートゾーン専用ソープの使用をおすすめします。 大豆イソフラボンとビタミンD 大豆イソフラボンは女性ホルモンに似たような働きで女性の加齢にまつわるトラブルを予防してくれます。 またビタミンDは膣内の水分を高めてくれる効果があると言われ、これらが含まれる食材には膣内の乾燥の改善が期待できますので積極的に摂っていきましょう。 ■大豆イソフラボンが含まれる食材 納豆・大豆飲料・豆腐・油揚げ・きな粉・味噌 ■ビタミンDが含まれる食材 イワシ・さんま・カレイ・シラス・サケ・ブリ・干し椎茸・きくらげ 婦人科での治療方法 HRT(ホルモン補充療法) 40代以上の性交痛の場合、HTR(ホルモン補充療法)が医師より選択されることがあります。 足りなくなった女性ホルモンを補充するので根本的な解決が見込めます。閉経後で膣萎縮が進行している場合でもこの治療で回復します。…

ヒリヒリ痛いのは病気?性交痛の改善方法と受診の目安を解説します

Written on September 30, 2022 at 12:53 PM, by

「セックスの最中や終わった後にヒリヒリと痛かったことがある」といった質問に10人中6人の人が経験ありと回答したほど、性交痛はとてもポピュラーな問題です これほどの人が経験しているにも関わらず、痛みを我慢し続け解決策を見いだせていない女性が多いです。 ヒリヒリ痛む性交痛の場合、自分で改善できるケースと婦人科への受診が必要なケースがあります。 この記事では、「痛む頻度、痛みが出る場所、痛みの強さ、痛みが続く期間」で原因と対策を解説していますので、どれにご自身の症状が当てはまるのかチェックしてみてください。 自分で改善できるケース まずはご自身で対処可能な場合を紹介します。以下の条件全てに当てはまる方はセルフケアで解決できそうです。 セックスは気持ちの良いもので本来なら痛みを伴わないはずですが、新しい体位やいつもより激しい刺激があった場合、久しぶりのセックスなどの場合は痛みを感じるのは普通です。また、上記の条件に当てはまった人のヒリヒリ痛む原因は濡れ具合が足りていないことがほとんどです。 濡れ具合が足りなくなる原因は? 原因としては「女性ホルモン要因」と「テクニック要因」の2種あります。それぞれ見ていきましょう。 原因1 女性ホルモン要因 ストレスがある時や産後、更年期は女性ホルモンのバランスが崩れています。女性ホルモンが崩れるとエストロゲンの分泌が減少し外陰部や腟の粘膜が縮んで張りが失われ、粘膜を保護する分泌液も減少し、腟が乾燥した状態になってしまいます。これが濡れにくい要因となります。 原因2 テクニック要因 ヒリヒリ痛い場合、女性側にだけ要因があるわけではありません。前戯が不十分、パートナーの間違った知識、体位、セックスの時間の長さなどでも濡れ具合が足りなくなる時があります。 前戯が不十分な時は、女性側がまだ受け入れられるタイミングではなく痛みにつながります。また、パートナーの間違った知識によって、激しく触る、擦ることを繰り返すことでも痛みを感じます。なお、体位でも痛みを感じやすい可能性があります。 特に後背位での行為は痛みが起きやすいです。さらに最初は十分に濡れていても、セックスの時間が長くなると途中で潤いが足りなくなってくることもあります。 自分でできるケアは? まずはパートナーとの対話が重要です。パートナーの理解のないままセックスを続けることで、セックスするのがどんどん億劫になるケースも多いです。そうならないためにもセックスが人生における重要な部分であることを話しあい、きちんと二人で向き合うことが大切です。 挿入後しばらく動かずに潤いが増してくるのを待ってみたり、「こういう強さや体位は痛い」と具体的に言ってみたりすることでヒリヒリが改善することでしょう。 また、デリケートゾーンの洗い過ぎやビデも使い過ぎは大事な常在菌が流されてしまい、膣の乾燥につながりますので、注意しましょう。 また、膣がヒリヒリしているときや乾燥しているときは通気性のよい素材で、締めつけない下着が理想です。 また、性交痛解消におすすめのアイテムはリューブゼリーです。リューブゼリーの成分や品質検査は医療機器と同レベルで管理されていて産院や婦人科、薬局などで手軽に手に入れられます。他の潤滑ゼリーやローションの中にはコンドームを劣化させるものもありますが、リューブゼリーはコンドームと併用しても全く問題ないのが安心です。 婦人科を受診すべきケース 上記に当てはまらない方は性交痛を扱っている婦人科を受診して医者のアドバイスを仰ぐことをおすすめします。加えて、性交痛で悩む皆さんに知っておいてほしい「早めに婦人科を受診すべきケース」をご紹介します。 上記のひとつでも該当する場合は、早めに婦人科を受診しましょう。また、トイレの時だけ痛い、膣ではなく下腹部が痛いといった場合もまずは病院へ行きましょう。 原因1 婦人科系の疾患要因 痛みが奥の方の場合は子宮内膜症や子宮筋腫、クラミジア感染症などの可能性があります。奥の方ではなく、入口付近で痛みを感じる場合は処女膜強靭症、カンジダ外陰腟炎などが疑われます。婦人科系の疾患ではないですが、ラテックスアレルギーになってしまっている場合もあります。 いずれにせよ痛みが長く続く場合や繰り返している場合は、炎症や性感染症にかかっている可能性があり、放置してしまうといつまでも治らないため、早めに婦人科を受診し痛みの原因を解消しましょう。 原因2 メンタル要因 いままでは身体的な要因が痛みの原因としてあげられてきましたが、精神的な理由から痛くなることもあります。過去の性行為の際に感じた痛みや性に関するネガティブな経験がトラウマとなり、セックスに対しての嫌悪感、羞恥心、罪悪感が痛みとして発生することがあります。 こういったメンタル要因に心当たりがある方は、心理カウンセリングを受けてみてください。心因性の性交痛の場合、原因がセックスだけではないため、カウンセラーは性交痛を含め幅広い症状に対応できる人を選びましょう。カウンセリングでセックスに対してのネガティブな感情を取り除き、トレーニングをしていくことで性交痛改善につながります。 婦人科での治療方法は? 治療の流れとしては婦人科も一般的な内科と変わらず、問診→診察→検査→治療となります。痛みの程度や場所によってそれぞれ治療法が変わってきますが、代表的な性交痛の治療方法を紹介します。 エストロゲン(ホルモン)剤 エストリオール腟剤は腟に入れる座薬で腟周囲にのみ作用する治療薬です。膣炎や膣萎縮の予防、膣の潤いが失われたことによる性交痛などに効果があります。 ホルモン補充療法(HRT) 更年期で明らかに女性ホルモンのエストロゲン減少による性交痛の場合は、ホルモン補充療法(HRT)が実施されます。ホルモン補充療法(HRT)で用いる薬は、経口剤、膣剤、貼布剤など複数あり、最も適した薬の投与方法が医師の判断によって選択されます。 性交トレーニング 処女膜切開・切除術 先天的に処女膜が頑丈で破けにくい場合、性交渉の際の痛みの原因となることがあります。膣に指さえも入らない、痛みが強くて挿入できない場合は処女膜強靭症かもしれません。 処女膜切開・切除術は、処女膜を切開することにより膣の入り口を広げ、挿入をスムーズにする手術法です。手術は、麻酔を使うことで、痛みや恐怖などが全くない状態でできます。術後の痛みはほとんどなく、施術後3日間タンポンを着用、1ヵ月間はセックスの制限があります。 我慢せずにご自身の症状に合わせた対策を 性交痛は誰にでも起こりますし解決策もあります。 ヒリヒリ痛むのが「たまに」で「数日で治まる」場合は、セックス時にパートナーと対話し注意すれば回避できます。 デリケートな問題で話しにくいがと思いますが、パートナーの理解とともに性交痛を解消していきましょう。 ただし、毎回痛む場合や痛みが強い場合には、セックスの直後であれ数日後であれ婦人科の予約を取りましょう! セックス要因で病院に行くのは大袈裟と感じるかもしれませんが、何かしらの病気が隠れている可能性もありますので、原因を知るために早めに病院で診察を受け、痛みから解放されましょう。

セックスが痛くて仕方ない…もう我慢しなくていい!解消法を教えます

Written on September 28, 2022 at 12:45 PM, by

「セックスが痛くて辛い」 切実な悩みだけれど人には相談しづらい、対処法がわからない、相手に理解してもらえない…。セックスに痛みを感じる女性は5-10人に1人と言われており、痛みがあるのにも関わらず悩みを抱えたままパートナーを喜ばせるためにセックスを続ける女性は少なくありません。 セックスで痛みが生じる原因は様々ありますが、正しい知識を持つことで痛みの改善ができる可能性があります。この記事では原因から解決策についてわかりやすく解説します。 セックスの痛み「性交痛」ついて 「性交痛」とはセックスで発生する痛みや違和感の総称です。 刺すような痛み、圧迫感、締め付け感、ひりひり感、けいれんなどのセックスの最中に発生する痛みからセックスを終えた後に発生する痛み、これら全ての痛みを指します。 痛みが発生する場所とタイミング 痛みが発生する場所は大きく分けて2か所あり、タイミングは人それぞれです。自身の性交痛のタイプを理解することが、性交痛改善の第一歩です。 また原因に適した対策をすることで、次第に痛みの軽減に繋がっていきますので、まずは痛みが発生する場所とタイミングを把握しましょう。 【痛みが発生する場所】膣の入り口付近で感じる痛みがある人 【タイミング】性器に触れる前から痛みを感じる → 原因4婦人科系の疾患 【タイミング】挿入時に痛い、もしくは痛くて挿入できない/挿入時につっかえるような感覚がある/挿入後に動かしたときに痛い → 原因1うるおいが少なくなっている  原因2筋肉のこわばり  原因3先天的な要因  原因4婦人科系の疾患  原因5セックスの仕方  原因6心因性よるもの 【痛みが発生する場所】腟の奥で感じる痛みがある人 【タイミング】性器に触れる前から痛みを感じる/挿入後に動かしたときに痛い/挿入後に腟の奥で痛みを感じる →原因4婦人科系の疾患  原因5セックスの仕方 上記に当てはまらない人はこちら 性交痛は我慢せず、パートナーに相談しながら対策をしましょう。このサイトを読んでもらい理解を深めてもらうのもいいかと思います。 しかし重要な病気が潜んでいる可能性もありますので、痛みが酷いときや原因が分からないときは、専門性があり精神面でも寄り添ってくれるクリニックを受診してください。 ・セックス後に出血した/おりものに異常がある →原因4婦人科系の疾患 ・セックス後にお腹が痛い →原因4婦人科系の疾患  原因5セックスの仕方 性交痛が起こる様々な原因と解決策 性交痛の原因は、精神的要因から物理的要因、疾病要因など様々で複数の要因が重なっているケースもあります。 何も対策をしないままでは痛みが強くなるなどの悪循環に陥り、セックスをするのが億劫になったり、怖くなったりする場合も。いち早く改善するためにさまざまな原因について詳しく見ていきましょう。 原因1 うるおいが少なくなっている 性交痛の最も多い原因として、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量低下してしまう「うるおい不足」が挙げられます。「エストロゲン」の分泌量が減少すると、濡れにくくなり腟の保水レベルが低下して、乾燥しやすくなります。これが「うるおい不足」の正体です。 うるおい不足を解消するためにまずそもそも女性器がどうして濡れるのかを理解しておきましょう。 女性器が濡れる仕組み 女性器が濡れるという現象はどうして起こるかご存知でしょうか? 女性の性的な気分が高まると、下半身に血液が流れ込み、骨盤内の血流が増え腟壁周辺に張り巡らされている毛細血管が拡張し、血管壁を押し開くことで、その隙間から潤滑液が湧いて出てきます。これが濡れる仕組みです。 イメージとしては、暑いときに汗をかくように「腟が汗をかく」ような感じです。汗と同様、腟潤滑液も分泌までの時間や量には個人差があります。 解決策 うるおい不足の解消法としては、潤いを補うアイテムの潤滑ゼリーを使うのが手軽に始められおすすめです。ローションは性交痛を酷くさせる可能性がありますので、膣内には使わないようにしましょう。 なお、「リューブゼリー」は産婦人科医療の現場でも推奨されていて、ドラッグストアなどで手軽に購入できます。 根本的な解決をしたい方は「インティマレーザー/Vタイトニング」を行っているクリニックに受診を。インティマレーザーは、体に負担が少ないレーザーでの施術で膣を乾燥しにくい環境を整えていく治療方法です。   原因2 筋肉のこわばり しばらく期間が開いた後のセックスやネガティブな心理状態のときのセックスは、膣周囲の骨盤底の筋肉を防御的に緊張させてしまう事で、腟がしなやかに動かせず挿入時の痛みを引き起してしまいます。 解決策 リラックスできる環境を作りましょう。また時間をかけて前戯を行うようパートナーに協力を得ることも重要です。  …

セックス、痛くて入らない……更年期の性交痛について

Written on July 28, 2022 at 5:10 PM, by

セックスの時に痛くて入らない……、前にした時は痛くなかったのに一体どうして? そんなデリケートなお悩みをお抱えの方、それは「更年期」のせいかもしれません。 この記事では更年期とは何か、そして更年期に入ると起こる性交痛の正体について解説していきます。 更年期とは 個人差はありますが40~50代になると更年期に入ります。 具体的には閉経の前後5年くらいの間に更年期が来ると言われています。 閉経の前から卵巣の機能が少しずつ低下していき、分泌されるエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが徐々に減っていきます。 更年期とはエストロゲンの分泌が少なくなった状態のことを指します。 更年期で気になる症状 血管運動神経系の症状 ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)、動機、寝汗、むくみなど 皮膚、分泌系の症状 のどの渇きドライアイなど 消化器系の症状 吐き気、下痢・便秘、胃もたれ・胸やけなど 運動器官系の症状 肩こり・腰痛・背中の痛み・関節痛・しびれ・手指の痛みなど 精神神経系の症状 頭痛、めまい、不眠、不安感、イライラ感、うつなど 泌尿器・生殖系の症状 月経異常・尿失禁・性交痛など 更年期の性交痛の原因は? では性交痛の原因とはどんなものがあるのでしょうか? 萎縮性膣炎 萎縮性膣炎とは、閉経によって女性ホルモンが低下することで起こる膣や外陰部に炎症が起こる症状です。 女性ホルモンには膣内の粘膜にうるおいを与え、膣内をきれいにし、細菌から膣内を守る働きがあります。 しかし、それが少なくなると膣内の粘膜が乾燥、萎縮して炎症を起こし、自浄作用が低下することで細菌に感染しやすくなり症状が悪化することもあります。 骨盤臓器内に炎症など 膣の奥の方でズキズキと痛む方は他の病気が隠れていることがあります。 子宮内膜症や子宮頸がん、膣がんなどの病気も考えられます。 可能性は低いですが、もし心配であれば産婦人科を受診しましょう。 治療方法は? それでは治療方法を見ていきましょう。治療方法には主に4つの方法があります。 1セルフケア まずパートナーの理解を得ることが大切です。 また、体調管理なども大切です。体調を崩してしまったりストレスを感じたりすると女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことがあります。 疲れている時はセックスをしないなど自己管理をしましょう。 また、行為中に出来るセルフケアとして前戯を長くしてもらうことや潤滑ゼリーを使ってもらうことなどが挙げられます。 どちらも膣を潤わせることができ、膣内のダメージを少なくしてくれます。 2エクトリオール 大豆に含まれるイソフラボンに含まれる「ダイゼイン」が腸内細菌によって代謝されて生まれるのが「エクオール」と言います。 エクオールはエストロゲンと似たような働きをします。 このエストロゲンは豆腐や納豆など、大豆食品をとることで摂取できますが、エクオールを生成できない人もいます。 日本人は約2人に1人しかエクオールを作れません。 エクオールを作り出す腸内細菌を持っている人が少ないのです。自分がどっちの体質なのかは、簡易キット「ソイチェック」を使えばわかります。 ほてりや肩こり等の更年期症状、骨、メタボリック・シンドロームおよび肌の老化に対する効果が認められています。 サプリメントも売られていますので手軽に試せるのも強みです。 エクオールについては動物および人での安全性データが揃っており、安心して摂取できるものと考えられています。 3ホルモン補充療法 婦人科で受けられる治療です。不足したエストロゲンを補うために経口剤、晴付剤、塗布剤などのホルモン療法(HRT)を受けることができます。通常、子宮体がんを予防するために「黄体ホルモン」剤を一緒に服用します。 症状や体質に合わせて服用方法を決めますので担当医とよく話し合ったうえで服用方法を決めましょう。 4レーザー治療 縮性膣炎はレーザー治療で解決ができます。 レーザー治療は、当医院ではインティマレーザーというレーザーを使って治療をしていきます。 このインティマレーザーは、Vタイトニングという膣のゆるみや引き締めを行うレーザーとして知られています。…

50代の性生活~痛くて入らないのは年齢のせい?~

Written on July 28, 2022 at 4:48 PM, by

50代になると、女性には様々な変化が訪れます。 閉経、更年期……そんな身体の変化とともに膣も変わっていくのです。「膣の中が変わるなんて知らなかった」そんな女性もいらっしゃるでしょう。 膣内に変化が訪れるとセックスの時に痛くて入らないといった性交痛が発生することがあります。この記事では 50代の皆さんの性交痛について原因と治療方法を解説していきたいと思います。 痛みの原因 では50代の性交痛の痛みの原因とはどういったものでしょうか。 カンジダ外陰腟炎などの病気 ・カンジダ外陰腟炎……カンジダ属という菌によっておこる感染症で、腟炎と外陰炎が同時に起きることが多いです。ヨーグルトのような白いおりもの、外陰部の腫れやかゆみなどの症状が出た場合を外陰腟カンジダ症と言います。 ・子宮頸がん……子宮頚部は子宮の下の方の狭い末端部にあります。子宮と腟は子宮頚部によってつながっています。 子宮頚がんは、通常、一定の時間をかけてゆっくりと増殖します。がんが子宮頚部に発見される以前の段階として、子宮頚部の組織に正常でない細胞が出現しますが、この変化を異形成といいます。その後、がん細胞が増えはじめ、子宮頚部の深いところまで達したり、周辺に拡がったりします。 どちらも可能性は低いですが、違和感があったり、膣の奥の方がズキズキと痛かったりする方は婦人科に行ってみましょう。 萎縮性膣炎 萎縮性膣炎は、女性ホルモンであるエストロゲンの量が低下することにより、膣の壁が薄くなる疾患です。アメリカの家庭医学会(AAFP)は、閉経後の女性の40%以上が萎縮性膣炎にかかっていると報告しています。慢性病のため、治療しないと治りませんが、ほとんどの人がその存在を知らず、症状を訴える女性は20%程度に留まります。萎縮性腟炎を発症すると、慢性の膣感染症や尿路機能障害にもかかりやすくなり、性交時に痛みを感じることもあるため、正しい知識を持ち、発症が疑われる時は、速やかな受診をお勧めします。定期的に検診を受けることも大切です。 治療方法 ではどんな治療方法があるのでしょうか。 セルフケア ・前戯を長くしてもらう 膣の乾燥は多くの人が悩んでいる症状です。これに対するセルフケアとして、「前戯を長くしてもらう」「潤滑ゼリーを使う」ことが挙げられます。 前戯は膣を濡らすために必要な時間です。その時間をもっと長くしてみましょう。「まだ濡れてないから待って」などの意思表明をすることが大切です。 ・潤滑ゼリーを使う 潤滑ゼリーを使う場合はローションと混同しないように気を付けましょう。潤滑ゼリーは膣内の滑りをよくしてくれるので、あまり濡れなくなったと思う方は試してみるとよいでしょう。 ・エストリオールを摂取する エストリオールとは、女性ホルモンエストロゲンに似た働きをする成分のことです。大豆などの食品に含まれているもので、イソフラボンが代謝されるときに発生します。 エストロゲンと同じように膣の潤いを保つ働きがあるので萎縮性膣炎などに効果があります。 今は手軽にサプリやクリームタイプのものなど買えます。 婦人科へ ・診察を受ける カンジダ外陰腟炎や子宮頸がんの疑いがある・心配がある方はまずは婦人科を受診することをおすすめします。 保険適用の治療になれば治療費を安く抑えられます。 ・ホルモン補充法 閉経前後の性交痛は、エストロゲンなどのホルモン補充療法で改善可能と言われています。エストロゲンを補うことをホルモン療法(HRT)といいます。 HRTには経口剤、貼付剤、塗布剤などの種類があります。症状や体質に合わせて服用方法を決めますので担当医とよく話し合ったうえで服用方法を決めましょう。 通常、子宮体がんを予防するために「黄体ホルモン」剤を一緒に服用してもらいます。 女性器形成・婦人形成のクリニックへ行く 婦人科に行っても治らない、または原因がわからなかった場合、女性器形成・婦人形成のクリニックへ行くことをおすすめします。 女性器形成・婦人形成のクリニックは女性器の専門クリニックです。お悩みが解決されないようであれば、女性器形成・婦人形成のクリニックで相談をしてみましょう。 ただ、こちらは保険適用外の治療が多いので注意しましょう。 レーザー治療 萎縮性膣炎はレーザー治療で解決ができます。 レーザー治療は、当医院では主にインティマレーザーというレーザーを使って治療をしていきます。 このインティマレーザーは、Vタイトニングという膣のゆるみや引き締めを行うレーザーとして知られています。 インティマレーザーは膣の引き締め効果が一般的に知られていますが、「膣の若返り」の効果もあります。 このレーザーを照射することでエストロゲンを活発化させ、膣環境を改善します。 これが「膣の若返り」ともいわれているこの治療方法で、膣内のうるおいを取り戻すことができます。 切開などはない手術なので精神的な不安や痛みなどはほとんどありません。 粘膜の状態を詳しく見てから正しい治療を行う必要がありますので専門のクリニックを受診しましょう。 ダウンタイム 施術後3日間は膣内を安静にして頂きます。 治療は10分~15分ほどで終わり、日帰りでの治療が可能です。 施術中も痛みを感じることはほとんどなく、安心して治療を受けられます。 治療当日はシャワーをしてもらいますが、翌日から入浴可能です。 おわりに 50代の自分の身体と向き合うことはとても大変なことです。性交痛のお悩みも多くの方が抱えています。 痛くて入らないお悩みを抱える方の一助になれば幸いです。 ここまで読んでいただきありがとうございました。

セックスの時痛くて入らない…40代の性生活、悩んでない?

Written on July 28, 2022 at 4:16 PM, by

40代になってセックスの時に痛くて入らなくなった!一体どうして……デリケートなお悩み、抱えていませんか?そんなあなたのために、今回は40代の性交痛について書いていきます。 痛くて入らない、原因は? では気になる原因を早速見ていきましょう。40代が抱える悩みの症状には主に3つの原因が考えられます。 1自律神経の乱れによる潤い不足 自律神経が乱れることにより、ホルモンバランスが崩れてしまうことがあります。 そういった時に性交痛が発生することがあります。40代の方は育児や仕事などで疲れが疲れやすくなることが多くあると思います。 「今日は何となく調子が悪いな……」と思った日は無理にセックスをする必要はありません。 また、生活リズムを整えてしっかり体調管理をすることも大切です。無理せず楽しいセックスをしましょう。 2萎縮性膣炎 萎縮性膣炎は女性ホルモンが減少することによって起こるデリケートゾーンのかゆみ、性交痛などの症状です。 通常女性ホルモン「エストロゲン」が膣の潤いを保っていますが、エストロゲンが減ることで、常在菌が少なくなり膣内を正常に保つことができなくなります。 そのため、膣の乾燥や、傷つきやすい状態になってしまいます。 その状態でセックスをしてしまうと、ヒリヒリとした痛みが強く、痛くて入らないという現象が起こってしまうのです。 3重大な疾患が隠れている 挿入後、奥の方が痛む方は要注意!可能性は低いですが病気が隠れているかもしれません。 子宮内膜症で骨盤内の臓器に癒着してしまっていたり、クラミジア感染症などで骨盤内に炎症が起こったりしている場合も。 他にも考えられる原因は様々あります。 膣の奥が痛い……そんな時には迷わず病院を受診しましょう。検診にも定期的に行くようにしましょう。 性交痛の治療方法 では痛くて入らない……性交痛の治療は自宅でできるセルフケアと、クリニックでの治療にわかれます。では治療方法を見ていきましょう。 自宅でできるセルフケア ・前戯を長くしてもらう パートナーに頼んで前戯を長くしてみるといいでしょう。 「まだ濡れてないから待って」などパートナーとコミュニケーションをとるのも大切です。 「濡れる」というのは外部からの刺激などで性的興奮が高まったときに潤滑液が分泌されることです。 下半身に血液が流れ込み、腟壁周辺に張り巡らされている毛細血管が拡張して、血管壁を押し開くことで、分泌されます。 これが男性器を迎え入れるための準備になり、挿入時に入りやすくする役割を持っています。 ・潤滑ゼリーを使ってみる ローションと潤滑ゼリーはよく混同されがちですが、ローションというのはつるつるとした感触を楽しむもので体内、膣内に塗ってはいけません。 潤滑ゼリーを使用しましょう。潤滑ゼリーは膣周辺、また中に塗ることによりうるおい不足を補って痛みを緩和してくれます。 入り口からほぐすようにして塗りましょう。また、男性器に塗ることによっても効果があります。 手で少し温めてから塗ることをおすすめします。 女性器も男性器も繊細なものです。優しく塗ってあげましょう。 ・骨盤底筋トレーニング 全身の筋肉量や筋力は年齢とともに低下しますが、骨盤底筋もその影響を受けます。 また、女性ホルモンの減少とともに尿道や膣壁が薄くなり、骨盤底筋が炎症を起こしやすくなります。 ヨガやストレッチは効果あり。 座って、寝転んでのストレッチなど楽な姿勢できるものが多いのでお手軽に試すことができます。 クリニックでも指導を行っているところもありますので、聞いてみるといいでしょう。 クリニックでの治療 ・ホルモン補充療法 減ってしまったエストロゲンを直接摂取する方法のことをホルモン補充療法と言います。 内服薬(飲み薬)、外服薬(貼付薬、塗布薬)、パッチ剤、ゲル製剤などによる治療方法があります。 保険適用の治療となりますので、医師と相談の上治療を受けましょう。 女性器形成・婦人形成のクリニックへ行ってみる この女性器形成・婦人形成のクリニックは女性器専門の美容クリニックです。 デリケートなお悩みを抱えている方は一度クリニックに行ってみることをおすすめします。 女性器についての専門家があなたのお悩みを聞いてくれます。 そして最適な治療方法を提案してくれるでしょう。 女性器形成のクリニックの特徴は女性器の専門医が見てくれることです。 例えば性交痛と言うお悩みを抱えている方の多くは婦人科で何も問題がないと診断されることがあります。 そういった婦人科では原因がわからなかったお悩みも女性器形成のクリニックでは診ることができます。 また、婦人科ではやっていない、女性器の形を整えたり、膣の潤いを取り戻したりなど女性器に様々な視点からアプローチができます。 保険適用の診療はやっていないので、自費負担にはなりますが、女性器の問題でお悩みの方にはぴったりな治療方法を見つけてくれるでしょう。 レーザー治療…

30代のお悩み…セックスの時痛くて入らない!痛みの理由を解説

Written on June 30, 2022 at 11:00 AM, by

30代、セックスが痛くて入らない……産後に性交痛が酷い……そんなお悩みをお持ちの方、いらっしゃいませんか? 実は30代で性交痛のお悩みを抱えている方は多いのです。 デリケートなお悩みですので人に相談しづらいですよね。 そんなお悩みを、今回は痛みの原因別に解説していきます。是非最後まで見ていってください! 痛みの原因とは では2つのケースとその痛みの原因を解説していきます。 緊張などの心因性のもの 初めてのセックスの時はどうしても緊張してしまいますよね。 そのせいで身体がこわばってしまい、結果的に痛くて入らないことにつながることがあります。 そういう時はパートナーとのコミュニケ―ジョンが大切です。 ゆっくりしてもらったり、「痛いから待って」など自分の意思表示をしたりといったことが大切です。 双方が気持ちのいいセックスを目指しましょう。 久しぶりのセックスの場合 膣が狭くなった? しばらくセックスしていないと膣が狭くなって痛いんじゃないか……と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 ですが、膣は基本的に狭くなることはありません。他の要因が考えられるでしょう。 緊張などの心因性のもの 久々のセックスで緊張して身体がこわばってしまっている可能性があります。 そういう時はパートナーとのコミュニケ―ジョンが大切です。 ゆっくりしてもらったり、「痛いから待って」など自分の意思表示をしたりといったことが大切です。 双方が気持ちのいいセックスができるとよいでしょう。 体調の変化 女性の身体は変化に敏感なもの。 体調が悪かったりストレスが溜まっていたりすると女性ホルモンのバランスが崩れて性交痛が発生する場合があります。 「今日はセックスをやめておく」という判断も時に重要となります。 パートナーもそれを理解する努力が必要です。 本音をきちんと話せる関係を築けるといいですね。 産後の場合 膣の乾燥 産後、ホルモンバランスが崩れてしまうことによる性交痛が起こる場合があります。 膣はエストロゲンという女性ホルモンが膣の潤いなどを補ってくれています。 しかしホルモンバランスが崩れてこのエストロゲンが減少することで膣の潤いがなくなってしまい、ヒリヒリとした痛みを挿入時に感じます。 これは加齢とともに発生すると思われがちですが、産後のホルモンバランスが崩れることで発生する倍も多いのです。 会陰部の傷 これはほとんどないことですが、出産の際、会陰部を切ったことがある方に当てはまるかもしれない症状です。 完全に治癒していなかったり、傷が化膿していたりすると、挿入時痛くて入らないことがあります。 こんな時は無理せず産婦人科などの病院に行きましょう。 性交痛の様々な原因……対処法は? ではこれらのお悩みの解決方法はどんなものがあるのでしょうか? 自宅でできる方法 ・前戯を長くする 前戯をおろそかにしてしまうとそれだけで性交痛が発生してしまいます。 膣がしっかり潤うまで前戯をしてもらいましょう。 きちんと前戯をしていれば入りやすくなり、痛くて入らないという症状も緩和されます。 ・潤滑ゼリー 上記の方法でも濡れない、濡れにくい時は潤滑ゼリーを使うのもよいでしょう。 勘違いしている人が多いですが、ローションを使うのはNGです。 ローションは体に使うものですが、デリケートゾーン用ではないのです。 膣に塗る際は潤滑ゼリーを買うようにしましょう。 女性器形成・婦人形成のクリニックへ行ってみる この女性器形成・婦人形成のクリニックは女性器専門の美容クリニックです。 女性器のお悩みは非常にデリケートなもの。相談しにくい時もありますよね。 そんな方には一度女性器形成・婦人科形成のクリニックに行ってみることをおすすめします。 女性器についての専門家があなたのお悩みを聞いてくれます。 そして最適な治療方法を提案してくれるでしょう。是非相談に行ってみてください。…

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