30代、セックスが痛くて入らない……産後に性交痛が酷い……そんなお悩みをお持ちの方、いらっしゃいませんか?

実は30代で性交痛のお悩みを抱えている方は多いのです。

デリケートなお悩みですので人に相談しづらいですよね。

そんなお悩みを、今回は痛みの原因別に解説していきます。是非最後まで見ていってください!

痛みの原因とは

では2つのケースとその痛みの原因を解説していきます。

緊張などの心因性のもの

初めてのセックスの時はどうしても緊張してしまいますよね。

そのせいで身体がこわばってしまい、結果的に痛くて入らないことにつながることがあります。

そういう時はパートナーとのコミュニケ―ジョンが大切です。

ゆっくりしてもらったり、「痛いから待って」など自分の意思表示をしたりといったことが大切です。

双方が気持ちのいいセックスを目指しましょう。

久しぶりのセックスの場合

膣が狭くなった?

しばらくセックスしていないと膣が狭くなって痛いんじゃないか……と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、膣は基本的に狭くなることはありません。他の要因が考えられるでしょう。

緊張などの心因性のもの

久々のセックスで緊張して身体がこわばってしまっている可能性があります。

そういう時はパートナーとのコミュニケ―ジョンが大切です。

ゆっくりしてもらったり、「痛いから待って」など自分の意思表示をしたりといったことが大切です。

双方が気持ちのいいセックスができるとよいでしょう。

体調の変化

女性の身体は変化に敏感なもの。

体調が悪かったりストレスが溜まっていたりすると女性ホルモンのバランスが崩れて性交痛が発生する場合があります。

「今日はセックスをやめておく」という判断も時に重要となります。

パートナーもそれを理解する努力が必要です。

本音をきちんと話せる関係を築けるといいですね。

産後の場合

膣の乾燥

産後、ホルモンバランスが崩れてしまうことによる性交痛が起こる場合があります。

膣はエストロゲンという女性ホルモンが膣の潤いなどを補ってくれています。

しかしホルモンバランスが崩れてこのエストロゲンが減少することで膣の潤いがなくなってしまい、ヒリヒリとした痛みを挿入時に感じます。

これは加齢とともに発生すると思われがちですが、産後のホルモンバランスが崩れることで発生する倍も多いのです。

会陰部の傷

これはほとんどないことですが、出産の際、会陰部を切ったことがある方に当てはまるかもしれない症状です。

完全に治癒していなかったり、傷が化膿していたりすると、挿入時痛くて入らないことがあります。

こんな時は無理せず産婦人科などの病院に行きましょう。

性交痛の様々な原因……対処法は?

ではこれらのお悩みの解決方法はどんなものがあるのでしょうか?

自宅でできる方法

・前戯を長くする

前戯をおろそかにしてしまうとそれだけで性交痛が発生してしまいます。

膣がしっかり潤うまで前戯をしてもらいましょう。

きちんと前戯をしていれば入りやすくなり、痛くて入らないという症状も緩和されます。

・潤滑ゼリー

上記の方法でも濡れない、濡れにくい時は潤滑ゼリーを使うのもよいでしょう。

勘違いしている人が多いですが、ローションを使うのはNGです。

ローションは体に使うものですが、デリケートゾーン用ではないのです。

膣に塗る際は潤滑ゼリーを買うようにしましょう。

女性器形成・婦人形成のクリニックへ行ってみる

この女性器形成・婦人形成のクリニックは女性器専門の美容クリニックです。

女性器のお悩みは非常にデリケートなもの。相談しにくい時もありますよね。

そんな方には一度女性器形成・婦人科形成のクリニックに行ってみることをおすすめします。

女性器についての専門家があなたのお悩みを聞いてくれます。

そして最適な治療方法を提案してくれるでしょう。是非相談に行ってみてください。

処女膜切開手術

名前の通り、処女膜を切開し縫合する手術です。

この手術は15~30分ほどの手術で日帰りでの治療が可能です。

静脈麻酔が使われるので痛みが苦手な方でも安心して治療を受けることができます。

ダウンタイム

・入浴:シャワーでの入浴は当日から可能で、切開の箇所、処女膜強靭症の程度により3~7日経過するとお風呂での入浴も可能です。

・予想される症状:1週間程度腫れによる違和感がある場合もあります。

痛みは個人差がありますが2,3日違和感がある程度です。

処女膜強靭症が重度の方は7日間くらい排便時にいきむと痛みを感じる場合があります。

・通院期間:術後1か月目程度で検診のため来院して頂きます。

1か月検診の際に糸の残りがあれば抜糸を行います。

レーザー治療

レーザー治療の良い点はメスを使わない治療方法なので身体に負担がほとんどかからないことがあげられます。

また、手術や痛みが苦手といった方にもおすすめの治療法です。

膣の中の状態によりますが、主にインティマレーザーと言われるレーザーを使います。

こちらはエストロゲンをレーザーの照射によって促進させ、膣の潤いを取り戻せる効果があります。

また、「3Dタイトニングレーザー」という最新のレーザー機器を使用しての治療もあります。

インティマレーザーよりも深くレーザーを照射し温熱作用により痛みを緩和する効果があります。

「膣の若返り」という言葉もあり、従来の潤いを取り戻すことのできるレーザー治療になっています。

・ダウンタイムは三日程度

・治療は10分~15分ほどで終わり、日帰りでの治療が可能です。

・施術中も痛みを感じることはほとんどなく、安心して治療を受けられます。

・手術当日はシャワーをしてもらいますが、翌日から入浴可能です。性交は1週間後から可能です。

正しい治療を行うために、一度クリニックを受診し膣内の状態を確認します。

一人一人に合った治療をご提案しますので是非一度相談してみてください。

膣口拡張手術

これは膣の狭い部分を患者様ごとに確認して行います。

そのためその人に合った適切な手術が必要となります。

診療をしっかりした上で担当医師と相談しましょう。

多くは入院する必要もなく、日帰りでの手術が可能です。

ダウンタイム

・個人差はありますが、手術後約1か月+αで性交渉可能となります。

・術後は7~10日間ナプキンを当ててもらいますが、日常生活に支障はありません。

まとめ

性交痛、産後の痛みなどは何歳でもあるものです。

痛くて入らない、挿入しても痛みがある。そんな方々のご相談にのります。

皆さんのお悩み、是非一度お聞かせください。