性交痛が酷い……痛くて入らない……こんなお悩みをお持ちの方いらっしゃいませんか?デリケートなお悩み、人に話すのは勇気がいりますよね。
何科で受診すればいいの?という疑問をお持ちの方も多いと思います。今回は性交痛の原因と、性交痛を何科で受診すべきなのかをご紹介します。
性交痛とは
性交痛とは名前の通りセックス中に起きる痛みのことを指します。
挿入した時にヒリヒリとした痛みや締め付けるような痛み、鋭い痛みなど様々な痛みがあります。しかし、痛みにはちゃんとした原因があります。
性交痛の原因は、以下の5つが挙げられます。
これからそれぞれを詳しく解説していきます。ぜひチェックしてみてください。
性交痛の原因
原因1:処女膜強靭症
処女膜強靭症とは処女膜の部分が厚くリング状に硬くなってしまい、挿入時痛くて入らないといった症状を引き起こすものです。
処女膜は膣口の近くにあるヒダ状の膜のことです。
一人一人厚さや硬さは様々で、激しい運動で処女膜が破けてしまう人もいます。
処女膜強靭症とはそんな処女膜が硬くなってしまい性交痛が出てしまう症状を指します。
また、月経などでは無痛で自覚症状がないためセックス時に初めてわかる、ということが多いです。そのことから10代~20代の方に多い症状となっています。
原因2:萎縮性膣炎
こちらは更年期、閉経後の方に多い症状で、膣が濡れにくくなってヒリヒリとした痛みを感じます。
これは膣の潤いを保っているエストロゲンという女性ホルモンが加齢とともに減ってしまうことで起こる症状です。産後の若い方でも症状がみられることがあります。
以前はセックスができていたのに、久しぶりにセックスをしたら痛くて入らないという「セカンドバージン」はこの症状が原因であることが多いです。
原因3:膣が小さい
膣の入り口が生まれつき小さかったり、挿入時に膣の入り口付近が突っ張ったりして痛みを感じてしまうことがあります。
処女膜強靭症と似た症状であり、診察をするまで詳しい原因がわからないことがあります。これは膣入口拡張手術という手術で改善できます。
症状によっては膣入口拡張手術と処女膜切開手術は同時に行われることもあります。
また、産後に膣のダメージが回復した後、逆に膣口が狭まってしまったりセックスが困難になったりしてしまうこともあります。
原因4:精神的な問題
過去に痛くて入らなかったことがあったり、精神的苦痛があったりする場合、体がこわばって入らない場合があります。
また、強いストレスやトラウマにより膣が濡れないこともあります。
これは慣れればセックスができる、というものでもありません。
まずはパートナーと話し合ってみましょう。
対話をしてしっかり理解してもらうこと、自分の中で折り合いをつけることが大切です。
また、セックスカウンセラーやセックスセラピストなどのサービスを利用するのもよいでしょう。
原因5:子宮頸がんなどの疾患
滅多にないことですが、挿入時、奥の方がズキズキと痛む方は要注意です。
重大な疾患が潜んでいる可能性がありますのですぐに病院へ行きましょう。
この場合は婦人科を受けるとよいでしょう。
性交痛のお悩み、何科を受診すればいいの?
それでは、性交痛の相談はどこの科にすればよいのでしょうか?
婦人科
婦人科では、性交痛の治療をしているところもあります。
また、医療機関ですので重大な疾患がある、またはその疑いがある場合こちらを受診したほうが良いでしょう。
痛みの原因が病気か、それ以外なのかは産婦人科で判断をしてもらうとよいでしょう。
しかし性交痛のお悩みは保険適用外の診察になってしまうことが多いです。
クリニックによっては診察しても原因を取り除くことはできないかもしれません。
しっかりと性交痛の治療をしているか確認してから受診してください。
婦人科に行っても改善しない、取り合ってもらえないということがあったら女性器専門のクリニックに行ってみましょう。
女性器形成・婦人形成の美容クリニック
女性器形成・婦人形成の美容クリニックは、女性器の美容的なお悩みを解決する専門のクリニックです。
婦人科などの病院では、女性器のお悩みが病気ではないと治せないこともあります。
しかし女性器形成・婦人形成の美容クリニックは女性器の見た目や女性器の些細なお悩みも解決できる場所です。
性交痛の原因を取り除いたり、根本的な治療をしたりすることもできます。
処女膜切開手術やレーザー治療など婦人科ではできない治療も行うこともできますので一度クリニックで相談するとよいでしょう。
保険は適用外になってしまいますが、婦人科よりも、専門的な治療を受けられるでしょう。
当院での治療法
「自分に合った治療方法があるのか心配」「担当医が変わってしまうのが不安」、そんなお悩みを解決いたします。
当院ではヒアリングから手術、アフターケアまですべて院長が担当します。担当医が変わるなどの心配はありません。
また、丁寧なヒアリングで、お一人お一人に合った治療方法をご提示します。是非カウンセリングにいらしてみてください。