「初めて彼氏とセックスするけど痛くて入らないことにならないか不安」

「挿入できなかったらどうしよう」

初体験は特別なもの。痛い思いなんてしたくありませんよね。

不安やお悩みを抱えている人へ、今回は初めてのセックスを良い体験で終えるためにたくさん情報をお届けします。

痛くない気持ちのいいセックスがしたい、初めてで痛くて入らないことがあるんじゃないか不安……そんな方に向けて記事を書いていきます。

みんな持っている?痛くて入らない経験

初めての時、痛くて入らないという経験をする人が実は多くいます。

セックスを初めてする時、挿入ができなかったという人はなんと約2人に1人の割合でいるのです。

痛くて入らないことは恥ずかしいことじゃありません。

これから行為をするぞ、と思っても挿入ができない人はたくさんいるので「入らなかったらどうしよう……」なんて気負わずにいきましょう。

行為に対して緊張してしまうことが一番いけません。

初めてで行為に緊張してしまうのはしょうがないことですが、なるべくパートナーと対話をするなど、極力緊張しない環境でセックスをしましょう。

セックスは相手とのコミュニケーションが大切です。

もし、痛くて入りそうになかったら、正直に「痛い」と意思表示しましょう。

痛いセックスを経験してしまうと、セックスをするたび身体がこわばってしまうこともあります。

今入らなくても、また次回があります。あまり「初めてのセックスだから」と意識し過ぎずにセックスをしましょう。

どうしたら痛くなくなるの?

では、どうしたら痛いセックスを経験せずに済むのでしょうか?事前に準備出来ることを5つ挙げてみましたので参考にしてみてください。

1自分で慣らしてみる

まずは自分で慣らしてみることはとっても効果的です。

自分の気持ちいいところを知っておくためにもオナニーをしてみるといいかもしれません。

最初から指を入れるのに抵抗のある方は下着の上からでも大丈夫。

性的なことに自分を慣らしていくという意味でも重要なことです。

オナニーをする女性は少ないと思われがちですが、人気女性ファッション誌an・anのアンケートによると、なんと95%もの女性が、日常的にオナニーを楽しんでいるのだそう。

オナニーは決して悪いことではありません。

自分でどこが気持ちいいのか、どんな風にすれば良いのかを知っておくことでセックスの時に「こうしてほしい」と言えるようになります。

これもコミュニケーションの1つです。恥ずかしがらずに積極的にこうしてほしいと言うことによってパートナーもやりやすいですし、自分も気持ちいい、一石二鳥です。

慣れたら指を入れるなど焦らず段階的に慣らしていきましょう。

2膣ダイレーターを使う

1にも通ずるところがありますが、膣ダイレーターとは膣を慣らしていくときに使う医療用器具です。

医療用と言っても自分で買えるものです。

処女膜強靭症や膣の入り口が狭い方の治療に使われます。

5~6本の棒のようなものが入っており、それぞれ太さが違います。

細いほうから膣に入れていき、最後は一番太いダイレーターをいれます。

そうやって慣らしていくことで、初めての挿入もスムーズにすることができるでしょう。

オナニーは自分で気持ちいいところを探す、膣ダイレーターは膣を広げていくという違いがあります。

3酔っぱらってみる

3つ目は酔ってみることです。

泥酔するのはさすがにいけませんが、程よく酔うことで身体がほどよく弛緩した状態でセックスに臨むことができます。

緊張からくるこわばりも酔うことで緩和され、スムーズに挿入でき、痛くて入らないということが無くなります。

初めての時は程よく酔ってからセックスするといいでしょう。

4潤滑ゼリー

緊張して濡れない、体質的に濡れにくい……そうなると挿入は難しくなってきます。

「濡れる」とは、汗をかくことをイメージしてもらえればわかりやすいかもしれません。

下半身に血液が流れ込み、腟壁周辺に張り巡らされている毛細血管が拡張して、血管壁を押し開くことで、潤滑液が分泌されます。

外部からの刺激などで性的興奮が高まったときに分泌される潤滑液が「濡れる」ということです。

濡れていないと膣を傷つけたり、痛かったりで挿入はできません。

そんな時に活躍してくれるのが「潤滑ゼリー」です。膣内外に塗ることで、挿入をスムーズにしてくれます。

よく「ローション」と混同されがちですが、ローションは体などに塗って感触を楽しむもので、膣内に塗ることは推奨されていません。

ですので必ず「潤滑ゼリー」を買うようにしましょう。

5ゴムの素材

セックスの時、避妊は絶対に必要です。

避妊具として一般的にはコンドームが使われています。

ですが、そのコンドームでアレルギーが発生することがあります。

コンドームを使う時に、ひりひり感を伴う赤みやかゆみ、蕁麻疹などが出た場合ラテックスアレルギー(天然ゴムアレルギー)の可能性が高いです。

これはラテックス以外の素材のコンドームを使うことで解決できます。

昨今ではポリウレタン製のものも多く出ていて、パッケージにも書いてあるので買いやすいでしょう。

しかしポリウレタン製は伸縮性が少ないので、相性が良くない場合はIR(イソプレンラバー)製を使うとよいでしょう。

いかがでしたか?
少しでもみなさんの不安を解消できたら幸いです。
初めてのセックス、いい思い出になるといいですね!